JOB GUIDE / 職業図鑑

溶接工

鉄骨、配管、金属製品、自動車部品などを、アーク溶接やガス溶接などの方法で接合し、強度・寸法・外観を確認する仕事。材料や製品の用途に応じて溶接条件を調整し、火災・感電・有害光線などの危険を防ぎながら作業する。

年収の参考値455万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 確認中 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先建設業、造船業、機械・車両メーカーなど

溶接工とは

鉄骨、配管、金属製品、自動車部品などを、アーク溶接やガス溶接などの方法で接合し、強度・寸法・外観を確認する仕事。材料や製品の用途に応じて溶接条件を調整し、火災・感電・有害光線などの危険を防ぎながら作業する。

仕事内容

  • 図面・指示書で接合箇所と材料を確認
  • 開先加工・清掃・仮付けなどの下準備
  • 溶接方法に応じた電流・速度等の条件設定
  • 本溶接とビードの外観確認
  • 寸法・ひずみ・欠陥の確認と補修
  • 設備点検と防護具・換気・火災防止の実施

向いている人

  • 安全上の手順を省かず守れる人
  • 熱・材料の変化を細かく観察できる人
  • 手作業の精度を地道に高められる人

必要な知識・スキル

  • 鋼材・アルミなど材料特性の理解
  • アーク・ガスなど溶接法ごとの知識
  • 図面と溶接記号の読み取り
  • 接合部の欠陥を見分ける観察力
  • 遮光・換気・火気管理などの安全対策
  • 姿勢と手順を安定させる技能

学歴・経歴・学習要件

方法により特別教育・技能講習等の法定要件が異なる。作業の種類ごとに確認。

溶接工へのなり方

金属加工会社・製造工場・建設関連会社の求人に応募し、職業訓練校や会社内の訓練で加工と接合の基礎を学ぶ。まず材料の固定や仮付け、溶接後の清掃・外観確認を経験し、徐々に溶接条件を調整して品質を安定させる。アーク・ガスなど作業の種類によって法定の特別教育や技能講習等が必要となる場合があり、配属作業に先立って確認する。経験を積むと難度の高い材料や品質検査にも携わる。

勤務時間・働き方

工場内日勤のほか、現場工事や交替制もある。

仕事の魅力

  • 接合技術が製品・構造物の強度を支える
  • 技能の向上が仕上がりに表れやすい
  • 製造・建設・保守など幅広い現場に活躍の場がある

仕事の大変な点

  • 高温・火花・有害光線・ヒュームへの対策が必須
  • 狭い場所や不自然な姿勢で作業する場合がある
  • 欠陥を防ぐため品質記録と再検査が重要

キャリアパス

  1. 加工補助
  2. 溶接担当
  3. 熟練工・検査補助
  4. 職長、溶接施工管理・品質管理・技能指導など。設備・材料・溶接方法によって専門性が分かれる。

将来性・需要

自動化・ロボット溶接が進む中で、段取り、難しい姿勢や材料の溶接、品質確認、安全管理が重要。自動機を扱う技能と基礎溶接技術の両方が役立つ。

年収・給与の目安

年収の参考値455万円

全国/厚生労働省job tag「溶接工」が属する主な職業分類の賃金(年収)を参考にした値。原値454.7万円を整数万円に四捨五入。必ずしも当該職業だけの平均年収ではない。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
溶接工閲覧中 455万円 業務により必須
フォークリフトオペレーター 470万円 業務により必須
半導体製造オペレーター 446万円 業務により必須
自動車整備士 504万円 業務により必須

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日