JOB GUIDE / 職業図鑑

自動車整備士

乗用車や商用車などの安全な走行を支えるため、点検、整備、故障診断、部品交換などを行う仕事。エンジン・ブレーキ・電装部品の状態を調べ、整備内容を記録し、お客様へ必要な作業と費用を説明する。担当する業務と事業場には法令上の条件がある。

年収の参考値504万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 確認中 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先自動車整備工場、ディーラー、運送会社の整備部門など。

自動車整備士とは

乗用車や商用車などの安全な走行を支えるため、点検、整備、故障診断、部品交換などを行う仕事。エンジン・ブレーキ・電装部品の状態を調べ、整備内容を記録し、お客様へ必要な作業と費用を説明する。担当する業務と事業場には法令上の条件がある。

仕事内容

  • 法定点検・日常点検に関する確認と整備
  • 故障症状の聴取と診断機による点検
  • ブレーキ・タイヤ・足回りなどの整備
  • エンジン・電装・電子制御装置の点検
  • 交換部品・作業内容の記録と品質確認
  • 整備後の動作確認・試運転
  • 作業見積もりとお客様への説明

向いている人

  • 工具を正しく使い安全を優先できる人
  • 機械と電子制御の両方に関心がある人
  • 不具合の発生条件を丁寧に聞ける人
  • 整備履歴を正確に残せる人

必要な知識・スキル

  • 車両構造・電気回路・電子制御の知識
  • 診断機器・測定工具の操作
  • 整備手順書と安全手順の遵守
  • 故障原因を段階的に絞り込む力
  • 作業記録と説明の正確さ
  • 新しい車種・技術への学習力

学歴・経歴・学習要件

入職経路は自動車整備学校や整備事業所での就業など複数ある。整備士資格と、事業場が取得する特定整備の「認証」は別制度。認証事業場には整備主任者等の人員基準があり、担当業務によって資格・講習などの要件が異なる。

自動車整備士へのなり方

自動車整備を学べる養成施設で知識と実習を身につける方法や、整備事業場で実務経験を積みながら技能を学ぶ方法がある。資格は整備作業の種類や職務に応じて確認し、国家資格の自動車整備士試験などの取得を目指す。資格者個人の要件と、自動車特定整備事業を営む事業場が受ける認証・指定などの制度は別なので混同しない。入職後は点検や消耗品交換から始め、診断機による故障調査、特定整備や検査関連の業務へ段階的に進む。

勤務時間・働き方

工場の営業時間に沿う日勤が中心。繁忙期は残業が増えることがある。

仕事の魅力

  • 車の安全な利用を直接支えられる
  • 故障を解決した成果を確認できる
  • 車種や制御技術で専門性を高められる

仕事の大変な点

  • 安全に関わるため点検漏れが許されない
  • 車種ごとの構造・電子制御の学習が必要
  • 整備内容により設備・資格・事業場条件の確認が必要

キャリアパス

整備補助から整備士、故障診断や検査の専門担当、工場長、サービスアドバイザーなどへ進む例がある。電動車・電子制御・大型車など特定領域に専門化する道もある。

将来性・需要

電動車や運転支援機能の普及で高電圧系統・電子制御・センサーの知識が重要になる。診断機器の高度化が進んでも、安全な作業計画と整備結果を確認する技術者の役割は変わらない。

年収・給与の目安

年収の参考値504万円

全国/job tagに掲載の「その職業が属する主な職業分類」の賃金(年収)。原値503.8万円を整数の万円単位に四捨五入。職業単独の平均とは限らない。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
自動車整備士閲覧中 504万円 業務により必須
半導体製造オペレーター 446万円 業務により必須
機械設計エンジニア 659万円 任意(原則不要)
溶接工 455万円 業務により必須

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日

情報確認日:2026-10-08