JOB GUIDE / 職業図鑑

貿易事務員

輸出入の取引に必要な書類作成、輸送・通関の手配、納期や代金の確認を行う事務職。商社、メーカー、物流会社などで海外の取引先・通関業者・運送会社と連絡し、商品が予定どおり動くよう調整する。

年収の参考値525万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 可能 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先商社、メーカー、フォワーダー、物流会社

貿易事務員とは

輸出入の取引に必要な書類作成、輸送・通関の手配、納期や代金の確認を行う事務職。商社、メーカー、物流会社などで海外の取引先・通関業者・運送会社と連絡し、商品が予定どおり動くよう調整する。

仕事内容

  • インボイス・パッキングリスト等の書類確認
  • 輸送・船積み・航空貨物の手配支援
  • 仕入先・取引先との納期調整
  • 通関業者・運送会社との情報共有
  • 貨物の追跡・事故や遅延の連絡
  • 請求・支払い関連資料と取引記録の管理

向いている人

  • 日付・数量・表記の細かな違いに気づける人
  • 海外との連絡を粘り強く進められる人
  • 複数の納期・関係者を管理できる人
  • 文化や商習慣の違いを尊重できる人

必要な知識・スキル

  • 貿易書類と国際物流の基礎知識
  • 英語メール・書類の読解力
  • 納期・数量・金額の正確な照合
  • 表計算・貿易管理システムの操作
  • インコタームズ等の取引条件の理解
  • 関係各社との調整とトラブル対応

学歴・経歴・学習要件

学歴の一律要件はない。貿易取引と英語の基礎知識が役立つ。

貿易事務員へのなり方

まず貿易の流れ、輸出入の基本書類、輸送方法と通関の役割を学び、英文メールの読み書きと表計算ソフトの操作を練習する。商社・メーカーの貿易事務、国際物流会社の事務などに応募し、書類入力や船積み手配から経験を積む道がある。英語資格や民間の貿易実務検定は学習の目安となるが、貿易事務職全体に一律の資格が必要なわけではない。通関士等が担う専門業務と事務補助を区別する。

勤務時間・働き方

海外との時差により連絡時間が変わることがある。

仕事の魅力

  • 海外との取引を事務面から支えられる
  • 語学力と物流・商取引の知識が身につく
  • メーカー・商社・物流など業界をまたいで働ける

仕事の大変な点

  • 時差や輸送遅延に対応する必要がある
  • 書類の誤記が手配や通関に影響する
  • 国際情勢・制度変更の確認が欠かせない

キャリアパス

貿易事務補助から輸出入の主担当となり、海外営業事務、物流管理、購買・調達、国際業務部門のリーダーを目指す例がある。専門知識を深めて関連資格に挑戦する道もある。

将来性・需要

電子書類や物流管理のデジタル化が進み、単純入力よりも取引条件の理解、例外処理、通関・物流関係者との調整能力が重要。法令・制裁措置・輸送事情の変化への対応が求められる。

年収・給与の目安

年収の参考値525万円

全国/厚生労働省job tag「貿易事務」が属する主な職業分類の賃金(年収)を参考にした値。原値525.1万円を整数万円に四捨五入。必ずしも当該職業だけの平均年収ではない。 注意:複数の事務職を含む統計分類の可能性。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
貿易事務員閲覧中 525万円 任意(原則不要)
データ入力オペレーター 429万円 任意(原則不要)
営業事務員 525万円 任意(原則不要)
秘書 592万円 任意(原則不要)

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日