JOB GUIDE / 職業図鑑

翻訳家

外国語の文章や映像などを、意味・文脈・専門用語を踏まえて別の言語へ移す仕事。契約書、技術文書、出版物、字幕など分野によって必要な調査と文章表現が異なり、翻訳後の校正や用語の統一も重要になる。

年収の参考値673万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 可能 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先翻訳会社、出版社、映像関連会社、フリーランス

翻訳家とは

外国語の文章や映像などを、意味・文脈・専門用語を踏まえて別の言語へ移す仕事。契約書、技術文書、出版物、字幕など分野によって必要な調査と文章表現が異なり、翻訳後の校正や用語の統一も重要になる。

仕事内容

  • 原文の用途・読者・納期の確認
  • 専門用語や背景情報の調査
  • 意味と文体に合わせた翻訳文の作成
  • 固有名詞・数字・用語の照合
  • 翻訳支援ツールによる用語管理
  • 校正・修正・納品データの管理

向いている人

  • 文章を丁寧に読み込める人
  • 小さな言葉の違いに敏感な人
  • 専門用語を調べ続けられる人
  • 納期と品質を両立できる人

必要な知識・スキル

  • 原語と訳語の読解・作文能力
  • 対象分野の専門知識と調査力
  • 語調・文体を使い分ける力
  • 数字・固有名詞・用語の正確な確認
  • 翻訳支援ツールと校正の技能
  • 期限・機密情報の管理

学歴・経歴・学習要件

法律上の一律学歴要件はない。対象言語と専門領域の知識・実績が重視される。

翻訳家へのなり方

扱いたい言語の読解と自然な日本語表現を磨き、法律、医療、IT、出版など得意な分野の用語や慣習を学ぶ。分野別の翻訳サンプルを作り、誤訳や表現の違いを見直して実績として提示できる形にする。翻訳会社のトライアル、企業の翻訳業務、出版関連の仕事などから経験を積み、訳文の品質管理や顧客との仕様調整を覚える。職業全体に共通の法定資格はないが、案件によって専門知識や守秘義務が求められる。

勤務時間・働き方

案件の納期に合わせる。自宅での業務もある。

仕事の魅力

  • 言語や文化の壁を越える情報提供に関われる
  • 語学と専門知識を組み合わせられる
  • 得意分野を形成しやすい

仕事の大変な点

  • 意味のわずかな違いが問題になることがある
  • 調査や見直しに時間がかかる
  • 案件量・単価が安定しない場合がある

キャリアパス

翻訳補助・社内翻訳担当などから経験を積み、特定分野の翻訳者やレビュー担当へ進む。用語管理・翻訳プロジェクト管理、翻訳指導を担当する道もある。

将来性・需要

機械翻訳や生成AIを使う場面でも、文脈・用語・事実・機密情報を検証する人の役割が重要。専門領域の知識と自然な文章表現を磨くことが差別化につながる。

年収・給与の目安

年収の参考値673万円

全国/厚生労働省job tag「翻訳者」が属する主な職業分類の賃金(年収)を参考。令和7年賃金構造基本統計調査の原値673.2万円を整数万円に四捨五入。必ずしも当該職業だけの平均年収ではない。注意:翻訳者の職業ページ。フリーランス・自営業の実際の収入を一律に表す数値ではない。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
翻訳家閲覧中 673万円 任意(原則不要)
Web編集者 確認中 任意(原則不要)
広報担当者 525万円 任意(原則不要)
英会話講師 442万円 任意(原則不要)

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日