JOB GUIDE / 職業図鑑

経理事務員

企業や団体で、仕訳入力、入出金確認、請求・支払処理、月次決算の準備などを行い、お金の動きを正確に記録する仕事。経営判断に必要な数字を整えるほか、税理士や監査担当者へ提出する資料を準備することもある。担当範囲は組織の規模によって異なる。

年収の参考値512万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 可能 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先企業の経理部門、会計事務所、非営利団体など。

経理事務員とは

企業や団体で、仕訳入力、入出金確認、請求・支払処理、月次決算の準備などを行い、お金の動きを正確に記録する仕事。経営判断に必要な数字を整えるほか、税理士や監査担当者へ提出する資料を準備することもある。担当範囲は組織の規模によって異なる。

仕事内容

  • 領収書・請求書などの証憑確認と整理
  • 会計ソフトへの仕訳入力と科目の確認
  • 売掛金・買掛金・入出金の照合
  • 振込・経費精算・支払予定の確認
  • 月次・年次決算に向けた残高チェック
  • 部門別経費や予算実績の集計
  • 税理士・監査担当者への資料準備

向いている人

  • 数値の不一致を粘り強く追跡できる人
  • 取引内容を確認して丁寧に記録できる人
  • 期限までの作業を計画的に進められる人
  • 社内の担当者へ確認を依頼できる人

必要な知識・スキル

  • 複式簿記・勘定科目の基礎
  • 会計ソフトと表計算の操作
  • 証憑と帳簿の突合・差異の追跡
  • 締切と確認手順を守る力
  • 個人・取引情報の機密管理
  • 経費や売上の変動を説明する力

学歴・経歴・学習要件

経理事務への入職に一律の法定学歴・資格要件はない。簿記の基礎、会計ソフト、表計算、正確な記録・照合の能力が役立つ。

経理事務員へのなり方

まず仕訳、貸借対照表、損益計算書の基本を学び、架空の取引を使って会計ソフトや表計算で入力・照合を練習する。簿記検定は学習の到達度を示しやすいが、一般的な経理事務の就職に一律の法定資格が必要というわけではない。経理アシスタントや会計事務所の補助業務などから始め、請求書処理、経費精算、入金消込、月次締めへ仕事を広げる。入社後は会社の会計方針と承認手続きを守り、数字の根拠をたどれる記録の付け方を身につける。

勤務時間・働き方

月末・年度決算の時期に繁忙になりやすい。通常は日勤。

仕事の魅力

  • 企業の経営状況を数字の面から支えられる
  • 実務経験が会計・財務の専門性につながる
  • 業務改善で正確性と効率を高められる

仕事の大変な点

  • 締め日や決算期に作業が集中しやすい
  • 入力と照合で小さなミスを見逃せない
  • 制度や社内規程の変更への対応が必要になる

キャリアパス

経理補助から売掛金・買掛金担当、月次決算担当、財務・管理会計担当へ進む例がある。経理リーダー、経理部門の管理職、会計システム導入担当などへ経験を生かす道もある。

将来性・需要

請求書の電子化や会計ソフトの自動仕訳が普及しても、例外的な取引の判断、残高照合、内部統制、分析用データの整備が重要になる。会計知識とIT活用の両方を備えた担当者に役割が広がる。

年収・給与の目安

年収の参考値512万円

全国/job tagに掲載の「その職業が属する主な職業分類」の賃金(年収)。原値512.2万円を整数の万円単位に四捨五入。職業単独の平均とは限らない。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
経理事務員閲覧中 512万円 任意(原則不要)
一般事務員 541万円 任意(原則不要)
人事事務員 525万円 任意(原則不要)
医療事務員 529万円 任意(原則不要)

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日

情報確認日:2026-10-08