JOB GUIDE / 職業図鑑

動物園飼育員

動物園で担当動物の給餌、健康観察、飼育環境の清掃・整備、行動を促す工夫を行う仕事。獣医師やほかの飼育員と連携し、動物福祉と安全を守りながら、来園者への生態や保全の解説にも関わる。

年収の参考値361万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 可能 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先公立・民間動物園、動物関連施設

動物園飼育員とは

動物園で担当動物の給餌、健康観察、飼育環境の清掃・整備、行動を促す工夫を行う仕事。獣医師やほかの飼育員と連携し、動物福祉と安全を守りながら、来園者への生態や保全の解説にも関わる。

仕事内容

  • 動物の食性に合わせた餌づくりと給餌
  • 食欲・排せつ・歩き方などの健康観察
  • 獣舎・展示場の清掃と設備点検
  • 動物の自然な行動を引き出す環境づくり
  • 体重・投薬補助・繁殖などの記録と獣医師への報告
  • 飼育解説・教育イベントの準備と実施

向いている人

  • 地道な観察と記録を続けられる人
  • 動物の状態を優先して行動できる人
  • 休日を含む飼育体制に協力できる人

必要な知識・スキル

  • 動物の生態・食性・行動に関する知識
  • 異変に気づく長期的な観察力
  • 動物との距離や隔離設備の安全判断
  • 飼育記録とチームでの情報共有
  • 衛生・感染症・動物福祉の理解
  • 来園者向けに説明する表現力

学歴・経歴・学習要件

一律の国家資格はない。施設によって生物学の学習歴や経験を重視。

動物園飼育員へのなり方

生物学・動物飼育・畜産などを大学や専門学校等で学ぶほか、動物関連施設での実習・ボランティアを通じて経験を積む経路がある。応募時は公立・民間動物園の採用区分と必要な学歴・経験を確認する。採用後は給餌・清掃・記録などの基本業務を学び、動物ごとの危険性や健康管理の手順を厳守する。獣医師の診療行為と飼育員の観察・補助は担当範囲が異なる。

勤務時間・働き方

休日も飼育が必要なためシフト制になることが多い。

仕事の魅力

  • 生き物の健康と福祉を日々支えられる
  • 行動や生態について専門性を深められる
  • 教育・保全の活動に関われる

仕事の大変な点

  • 動物によっては重大な事故を防ぐ厳密な手順が必要
  • 清掃や飼料運搬など体力を使う
  • 休日・悪天候でも欠かせない飼育業務がある

キャリアパス

  1. 飼育補助
  2. 担当動物の飼育員
  3. 班長・飼育チーフ
  4. 飼育計画・教育普及・保全事業など。専門分野は施設や飼育動物によって異なる。

将来性・需要

動物の福祉を重視した飼育環境づくりや繁殖・保全、科学的な飼育記録の活用が重要になる。来園者に動物と自然環境への理解を伝える役割も期待される。

年収・給与の目安

年収の参考値361万円

全国/厚生労働省job tag「動物園飼育員」が属する主な職業分類の賃金(年収)を参考。令和7年賃金構造基本統計調査の原値360.8万円を整数万円に四捨五入。必ずしも当該職業だけの平均年収ではない。注意:同名の職業ページ。統計分類では動物飼育員全般などを含む。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
動物園飼育員閲覧中 361万円 任意(原則不要)
ペットトリマー 403万円 業務により必須
漁師 361万円 業務により必須
獣医師 681万円 必須資格あり

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日