JOB GUIDE / 職業図鑑

獣医師

犬・猫などの伴侶動物から産業動物まで、動物の病気の診断・治療と健康管理を担う専門職。動物病院での診療のほか、家畜防疫、食品衛生、研究、公衆衛生などで活躍し、人と動物の健康を支える。

年収の参考値681万円統計の対象・出典は本文に記載
未経験からの挑戦 確認中 職務経験の目安。資格要件とは別に判断
主な勤務先動物病院、農業関連機関、行政機関、研究施設など

獣医師とは

犬・猫などの伴侶動物から産業動物まで、動物の病気の診断・治療と健康管理を担う専門職。動物病院での診療のほか、家畜防疫、食品衛生、研究、公衆衛生などで活躍し、人と動物の健康を支える。

仕事内容

  • 動物の診察・検査と診療方針の説明
  • 投薬・手術・入院動物の管理
  • 飼い主や飼養者への予防・飼育指導
  • 感染症の監視・防疫活動
  • 診療記録・検体・医薬品の管理
  • 動物看護スタッフ・行政担当者との連携

向いている人

  • 動物の小さな変化に気づける人
  • 飼い主や生産者の話を丁寧に聞ける人
  • 緊急時にも落ち着いて判断できる人
  • 生命倫理や衛生に真剣に向き合える人

必要な知識・スキル

  • 獣医学・解剖・薬理・感染症の理解
  • 動物の行動と痛みを読み取る観察力
  • 治療のリスクを伝える説明力
  • 衛生・安全管理とチーム連携
  • 検査結果の解釈とカルテ記録
  • 診療分野ごとの継続学習

学歴・経歴・学習要件

大学の獣医学課程など所定の受験資格が必要。農林水産省の案内を確認。

獣医師へのなり方

原則として大学の獣医学の6年制課程など、獣医師国家試験の受験資格を満たす教育を修了し、国家試験に合格する。合格後には獣医師免許の申請・登録手続きを行う。学生のうちに犬猫の臨床、産業動物、公衆衛生など進みたい分野の実習を経験すると進路を選びやすい。動物病院で診療経験を積む以外に、自治体、検査機関、企業の研究開発などへ進む道もある。職場により求められる専門知識や実務は大きく異なる。

勤務時間・働き方

動物病院では夜間・休日対応がある場合もある。

仕事の魅力

  • 動物の健康と飼養環境の改善に貢献できる
  • 診療・防疫・研究など活躍先が広い
  • 新しい治療法や感染症対策を学び続けられる

仕事の大変な点

  • 救急対応や診療時間が不規則になりやすい
  • 治療の限界や費用について説明が必要
  • 動物由来感染症・咬傷などの対策が欠かせない

キャリアパス

動物病院の勤務獣医師から特定診療分野の専門性を深め、院長・開業へ進む場合がある。産業動物臨床、自治体の家畜衛生・食品衛生、研究機関、製薬企業などへキャリアを広げる例もある。

将来性・需要

伴侶動物の高齢化、予防医療、畜産の防疫、動物由来感染症への対応が重要。診断技術の進歩を学びながら、飼い主・生産者への説明と適切な動物福祉の判断を行う力が求められる。

年収・給与の目安

年収の参考値681万円

全国/job tagに掲載の「この職業が属する主な職業分類」の賃金(年収)。原値680.5万円を整数万円に四捨五入。職業単独の平均を示すとは限らない。

※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。

出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)

関連職業と比べる

現在公開されている関連職業との基本情報の比較です。

職業年収の参考値資格要件の概要
獣医師閲覧中 681万円 必須資格あり
ペットトリマー 403万円 業務により必須
動物園飼育員 361万円 任意(原則不要)
野菜農家 361万円 任意(原則不要)

※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。

参考情報・確認日

情報確認日:2026-10-08