JOB GUIDE / 職業図鑑
左官
建物の壁・床・外構などにモルタル、しっくい、土壁材などを塗り、下地や仕上げ面をつくる技能職。材料の状態、気温、下地の吸水性を見ながら、厚さや表面の質感を均一に仕上げる繊細な手作業が中心となる。
左官とは
建物の壁・床・外構などにモルタル、しっくい、土壁材などを塗り、下地や仕上げ面をつくる技能職。材料の状態、気温、下地の吸水性を見ながら、厚さや表面の質感を均一に仕上げる繊細な手作業が中心となる。
仕事内容
- 施工面の清掃・養生・下地確認
- モルタルなど材料の調合
- こてを用いた下塗り・中塗り・上塗り
- 厚さ・平滑性・模様の調整
- 乾燥やひび割れの確認
- 作業後の工具洗浄と安全整理
向いている人
- 手先を使う細かな作業が好きな人
- 同じ動作を丁寧に練習できる人
- 素材の変化に気づける人
- 現場の安全を重視できる人
必要な知識・スキル
- 材料特性と配合の知識
- こて操作と均一な塗り厚の技能
- 下地と乾燥条件の判断
- 図面・仕上げ仕様の理解
- 高所・粉じん作業への安全対策
- 周辺工種との工程調整
学歴・経歴・学習要件
就業自体に一律の国家資格はないが、現場作業に関する教育・資格が必要な場合がある。
左官へのなり方
左官工事会社への入職や職業訓練などで基礎を学び、はじめは養生、下地処理、材料の準備、工具の手入れから担当する。先輩の指導の下で材料の硬さや乾燥を見極め、平らな壁面から角・曲面・模様仕上げへと技術を高める。建設現場での安全教育と工程管理を学び、経験に応じて左官技能検定などで技能を確認する方法もある。担当作業によって必要な講習等が異なるため勤務先で確認する。
勤務時間・働き方
現場の工程と天候に左右される。
仕事の魅力
- 手仕事の質が仕上がりに現れる
- 伝統工法や意匠仕上げにも関われる
- 専門技能を磨いて独立を目指せる
仕事の大変な点
- 天候や乾燥条件で作業が左右される
- 作業姿勢や材料運搬が身体の負担になる
- 工程が遅れると他職種にも影響する
キャリアパス
材料準備・下地作業から塗り付け担当となり、難しい仕上げや工程管理を任される技能者へ進む。技能検定や教育を通じて職長・専門職人、独立開業を目指す道がある。
将来性・需要
新築のほか改修や文化財などの仕上げでも技術が活用される。既製材料や施工機械が普及しても、下地条件に応じた調整や表情のある仕上げには熟練技能が必要となる。
年収・給与の目安
年収の参考値467万円
全国/厚生労働省job tag「左官」が属する主な職業分類の賃金(年収)を参考にした値。原値466.9万円を整数万円に四捨五入。必ずしも当該職業だけの平均年収ではない。
※ 年収の数値は、職業を含む統計分類の集計値である場合があり、この職業だけの平均とは限りません。
出典:厚生労働省 job tag/令和7年賃金構造基本統計調査(職業分類集計) (2025年)
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※ 年収は出典や統計分類の対象が職業ごとに異なる場合があり、単純な優劣を示すものではありません。